3年目デザイナー、「ポートフォリオ 大添削フェス」に参加しました

3年目デザイナー、続・勝てるポートフォリオ 大添削フェスに参加しました

ポートフォリオが苦手です

未経験から制作会社に入社し、デザイナー兼コーダーとして働き始めて3年目。
実は2年目に入った頃から、スキルアップのための転職を意識するようになりました。

そこで大きく立ちはだかったのが、「ポートフォリオ制作」という壁。
作るのは大変だし、中身をどう構成したらいいかもわからない。何より、自分を“アピールする”という行為自体がどうにも苦手…。「やらなきゃ」と頭の片隅にありながらも、なかなか手を動かせず、気づけば月日だけが過ぎていきました。

そんな折に開催されたのが、ポートフォリオ添削イベント「続・勝てるポートフォリオ 大添削フェス2025」。
応募締切には間に合いませんでしたが、イベント後の懇親会で添削してもらえるチャンスがあると知り、
未完成ながらもポートフォリオをまとめ、会場に足を運びました。

持参したポートフォリオの表紙。イベントに参加して、添削ポイントの一つひとつがものすごーく身に染みました😇

「続・勝てるポートフォリオ 大添削フェス2025」概要

続・勝てるポートフォリオ 大添削フェス2025【現地参加/オンライン】
クオートワークス × トゥモローゲート夢の共同主催により、2025年10月18日(土)ついに実現が決定。━━━たぶん業界初、前代未聞のイベントが大阪上陸... powered by Peatix : More than a ticket.

視聴者から事前に集めたポートフォリオ約10件を、 オンライン・オフライン視聴者からのリアルタイムな質問にも答えながら添削する 双方向型の実践イベントです。
(中略)
今回は東京で活躍する有名クリエイターが登壇し、 つくる側、採用で見る側、さまざまな視点から 一つひとつのポートフォリオを徹底的に分析・添削していきます。

登壇者(敬称略)

このイベントの前段として、YouTubeチャンネル「ムーテレ」での解説動画「勝てるポートフォリオの作り方徹底解説(未経験から3年目くらいまで対象)」も公開されています。

また、当日のイベントの様子はXのハッシュタグ「#勝てるポートフォリオ完結編」で多くの方が感想をポストされています。
イベントレポートと併せて視聴すると理解が深まります。

アーカイブあるよ👀

今回のイベントのアーカイブ動画のリンク。ご興味のある方はぜひ購入をおすすめします。(動画は10月22日配布予定だそうです)

続・勝てるポートフォリオ 大添削フェス2025【10/18アーカイブチケット】
※こちらは2025年10月18日に開催されたアーカイブ動画購入専用のページとなっております。アーカイブ動画は編集が終わり次第、Peatixのメッセージにてお送りいたします。(10月... powered by Peatix : More t...

感想:「型」をなぞるだけでは成立しない

イベントは休憩を挟みながら、なんと3時間超えの熱量。未経験から歴戦のデザイナーまで、さまざまなバックグラウンドを持つ応募者10名のポートフォリオが公開添削されました。
正直なところ、参加者のレベルの高さと熱意に圧倒される場面も多々ありました。
自分自身が「ポートフォリオとはこうあるべき」という“型”に縛られていたことに気づかされる機会にもなりました。いくつかイベントの中で印象に残ったことをピックアップしていきます。

デザインは「スタイリング」と「問題解決」の2つの面がある

一見「かっこいい」「いい感じ」と思えるデザインも、それが誰に、何を、どう伝えるためのものなのかが明確でなければ、ターゲットには届きません。

逆に、情報設計や言語化がしっかりしていてもスタイリングの力が弱いと、途端に信頼感を損ねることもある。
このバランスの難しさと面白さを、改めて痛感しました。

実務の中でも、クライアントが求めているのは「見た目がいいサイト」ではなく、サイトを通じて得られる成果であるというのは日々感じているところです。
そこを見据えて「伝え方の設計」と「表現としての強度」を両立させる必要性を、改めて実感しました。

また、自分の作ったもの・書いたものに関しては責任を持って説明できることが大事だなと思いました。
ポートフォリオになんとなく書いた言葉やなんとなくデザインしたものについては、面接で「なぜこうしたの?」と聞かれても答えられない。どこをつっこまれても良いように、自信を持って説明できるくらい昇華させる必要がありそう。

フォーマットもグリッドも、自分なりに咀嚼して使いこなす

今回、ムラマツさんが制作されたポートフォリオのフォーマットを使用した応募作品が複数ありました。私自身も使用させていただきましたが、同じフォーマットでも人によって使い方に違いが出ていました。

フォーマットに自分の内容を当てはめただけになってしまっているもの。(私もそうでした…)

対して、フォーマットの芯の部分である

  • 面倒なことを継続できることを証明する
  • 実績陳列だけで勝負しない
  • 志望動機をちゃんと作る

といった設計思想を理解し、自分なりに再構成した上で使いこなしているもの

この違いは、フォーマットや知識をインプットした後にどれだけ咀嚼し、試行錯誤を経たかに尽きるのだと思います。
評価されるポートフォリオは、掲載されている内容も含めてかなり入念に準備されていることが伝わってきました。

また、グリッドシステムの話も印象に残りました。
よくある「綺麗に整っている」レイアウトでも、コンテンツの目的や役割が伴っていないと、単なる飾りになってしまう。

グリッドは、情報の優先順位や視線の流れを設計するための“道具”であり、
その前提として「何をどう伝えたいのか」があってこそ活きるものだと改めて気づかされました。

私はこれまで、表層の整え方に意識が向きすぎていたのかもしれません。
フォーマットやデザインシステムをなぞるだけではなく、自分の言葉・自分の課題として捉え、思考と表現の両面で“自分ごと化”することが重要だと感じました。

素直にやる。やり切って世に出す。

今回、応募者の皆さんに共通していたのは、面倒くさいことをやり切っているという点でした。

  • サイトやグラフィックのトレース
  • noteやXでの日頃の発信
  • 自主制作や案件を超えた作品づくり

「やりたい」「考えている」で止まらず、手を動かして日頃から「準備している」人にチャンスはやってくる。クリエイターとして一番重要な資質だと思いました。

一方で私はといえば、完璧主義が先に立ってアウトプットを先延ばしにしたり、
「忙しいから」と理由をつけて行動できなかったり。
やっていない自分に対して、今回ほど強く危機感を持ったことはありません。

でも裏を返せば、継続して行動できる人は、それだけでアドバンテージになるとも感じました。

「ちゃんとやってる人」と比べて落ち込むのではなく、まずは世に出すこと、実践の場に立つこと
これからの自分に必要なのは、きっとその一点なのだと思います。

今後のアクションプラン

イベント後、自分のポートフォリオを見返してみて、思い当たる改善点が多すぎてすでに気持ちはボコボコ…。
それでも懇親会の場で、登壇されたムラマツさん・阿部さん・岩松さんの3名に直接添削していただくことができました。(お忙しい中、本当にありがとうございました!)
それぞれ違った視点から、具体的で実践的なアドバイスをいただき、これから取り組むべきことが明確になりました。

ポートフォリオの改善点

  • 実績と日々の取り組みを、もっと深く・詳細に語る
  • 自分の進みたい方向に合わせた実績(無いなら自主制作)を掲載すること
  • 将来のビジョンも、言語化して記載する
  • 細かいスタイリングに気を配る(改行やあしらいの整合性)
  • 「オペレーターではない」ことを伝えるために、クライアントへの説明書を制作する

※特に私は未経験者ではなく、実務での成果がある点を、もっと強みに変えていきたいと思いました。

行動の改善点(今後3ヶ月)

  • 手を動かす:トレースや模写など、インプットとアウトプットの往復を習慣化
  • 方向性の明確化:ブランディングやコーポレートサイト制作について、情報収集・実践・制作を通して理解を深める
  • 志望企業を明確にする

最後に

今回のイベントに参加できて、本当に良かったと心から思います。
登壇されたムラマツさん・阿部さん・岩松さん、応募者の皆さん、運営のトゥモローゲートの皆さん、懇親会で交流してくださった皆さん。ありがとうございました。

自分との戦いはまだまだ続きますが、
同じように迷いながら、挑戦し続ける仲間がいると思うと勇気づけられます。

手を止めず、考えることを止めず、まずは一歩ずつ。
これからも、励まし合いながら頑張りましょう。

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